推しと私の秘蜜のリア恋




蓮水さんって実は・・・とんでもない不良だったりするのかな?暴走族、、的なよくドラマで見るような、【喧嘩上等、夜露死苦】みたいなタイプの。




それで訳あって身バレしないように、悪目立ちグループにはあえて属さず、ひっそりした生活を送っていたのかな?







もしそうだとしたら、私が迂闊に写真を落としてしまったことは、本当に取り返しのつかない行為だと、反省してもしきれないほどの、ものすごい罪悪感に襲われる。






ーー・・・私のせいで蓮水さんっ・・集団リンチとかに遭ったらどうしようっ!!






学校が特定されてしまったいま、校門で毎日のように暴走族が蓮水さんを待ち伏せしたり、ヤクザみたいな人が途中で蓮水さんを拉致して、、






殺されて臓器売られたりしたら、私っ・・・どうしようっ!!!






「彩ちゃあああぁぁあんっ!私、蓮水さんのこと殺したっ・・・殺してしまった、どうしようっ!」





半ばパニックになりながら、教室で騒ぐ私をクラスメイト達は、(また始まった)みたいな顔で見てくる。





「なに?蓮水唯斗なら、さっき学校出ていくの見たけど?どういう妄想したら殺すとかいう発想に辿り着くのか知りたいわ。」





彩ちゃんは私にミネラルウォーターを差し出しながら冷たくあしらう。





頂いたミネラルウォーターを一気飲みして、冷静さを取り戻そうと、生徒手帳を取り出して家宝を見て心を落ち着かせる。





「破れちゃったの・・・元に戻せるかなっ」






今日は早く帰って、破かれた写真の修復作業に取り掛かろうと心に誓い、先程言われた死刑宣告を忘れようと必死だった。