『……あぁ………。』 男の呻き声が聞こえる。その声はだんだんとか細くなるのに、やけに耳に残り、俺の脳を侵していく。 これが俺の『罪』。 明衣は俺の秘密を知りたがっていた。興味本位じゃなくて、純粋に俺を知りたいから。俺の力になりたいから。 それがわかっている。あいつとは出会って間もないのに、あいつのことは信用してるし、わかりあえる。 会話が無くても、思いは伝わっている。そう思えた人は初めてだった。