明衣を帰した後、俺は久しぶりに小さな箱を取り出した。 そっと開けて、俺は堪え切れず、長い間だすことのなかった……涙を流した。 泣いて解決するものなんてない。 それは今でもそう思うし、実際、事実だ。 それでも、本当にどうしようもないときは堪えられないものなのだと、俺は知った。