口に甘いは腹に毒






 怒濤の一日が終わりに進んでいる。

 病院での検査は特に異常なく、車で帰路につくところ。

 日が落ち、空が暗くなっていくにつれて焦りが募る。


 ──全然、告白できるタイミングが来ないよっ……!


 玉露くんは友達の集まりを抜けてまでわたしを優先してくれた。隣を離れないでいてくれて、今も後部座席を並んで座っている。

 でも常に二人きりじゃなく、玉露くんのお母さんも一緒にいるのだ。これじゃあ当然言い出せないよね……。



「せっかくのクリスマスだったのに、迷惑かけてごめんなさい……」



 ただ、こうなってる原因はわたしにある。

 天罰なのかなぁ……。



「危ないことはもうしないでほしいけど、無事なんだから喜びましょ」


「まぁ苹果ちゃんは昔からお騒がせだったよ」



 二人からバラバラの意見をもらう。

 玉露くんは冷たいところが出てるよ。