短い昼休みは すぐに 終わり 彼女は立ち上がる 半分も食べられなかった トレーを見下ろして 『照り焼きチキンサンドなら 食べられるかなぁ』 と 笑った あの店で 1番 好きだったことを 言われるまで 忘れていた ゴミを捨てて 非常階段へ歩く彼女は 手をあげて またくるね と