てっきり親睦を深めたいなんて
仰っていたから、真面目な仕事の話に
なるのかなと思っていたけど、
食事中仕事の話は出てこなかった為、
オフの筒井さんを沢山見ることが出来た
驚いたのは、筒井さんも蓮見さんも
この若さで既にマンション保有者で、
賃貸暮らしの私とは住む世界がすでに
違う人だと改めて感じる
『駅から家までは結構遠いのか?』
オフの筒井さんは勿論相当な
ジェントルマンだけど、だんだん
その話し方にも慣れてきた。
「そうですね‥徒歩10分くらいです。」
『そうか‥‥少し遠いな‥‥。
暗くなる季節だと危ない。』
『霞ちゃんは可愛いからねぇ?』
「な、何言ってるんですか?私なんて
可愛くはないです‥‥さっきの方達
みたいに綺麗な方が会社に沢山
いらっしゃるじゃないですか?‥‥
私なんて‥子供みたいなものです。」
シンプルなリクルートスーツに
ローヒールのフラットなパンプス。
黒髪で大人の色気すら全く出せない。
筒井さん達にはああいう方達の方が
すごくお似合いだと思うと、今でも
場違いなのではと感じてしまう‥‥
『プッ‥‥霞ちゃんはあんな風に
ならない方がいいよ。
なんかこけしみたいで可愛いから。』
えっ!?こ、こけし?
それって褒め言葉なのか?
分かりきってる事だけど、
筒井さんにもそう見えてるのだろうな。
『フッ‥‥。拓巳のことは話半分に
聞けばいい。井崎さんはそのままで
いいってこと。無理して誰かの真似を
する必要もない。』
「でも!でも‥‥‥私は早く‥少しでも
大人になりたいんです‥。」
慰めてくれたのにも関わらず、真面目に
答えた後我にかえり俯くと、筒井さんが頭を撫でてくれ、それを見た蓮見さんは席から立ち上がり私を抱き締めてきた。
『おい‥拓巳、離れろ。』
『えーだってなんか可愛くてさー。』
私の頭を撫でていた手が抱きつく蓮見さんの腕を引き剥がし低めの声を出す。
2人に囲まれて緊張で固まる私から
蓮見さんが笑いながらようやく離れると
席に戻って嬉しそうにワインを一口飲み
ニヤリと笑った
『霞ちゃん‥やっぱり君は特別だね。』
えっ?
『井崎さん‥‥大丈夫か?
セクハラで訴えるなら
いつでも相談にのるから。』
『酷ぇ‥俺のはセクハラじゃなくて、
歓迎の挨拶だから。』
ウィンクをする蓮見さんにドキッっしつつも、2人が醸し出す雰囲気に力が抜け、
その後も楽しく食事をして過ごした。
仰っていたから、真面目な仕事の話に
なるのかなと思っていたけど、
食事中仕事の話は出てこなかった為、
オフの筒井さんを沢山見ることが出来た
驚いたのは、筒井さんも蓮見さんも
この若さで既にマンション保有者で、
賃貸暮らしの私とは住む世界がすでに
違う人だと改めて感じる
『駅から家までは結構遠いのか?』
オフの筒井さんは勿論相当な
ジェントルマンだけど、だんだん
その話し方にも慣れてきた。
「そうですね‥徒歩10分くらいです。」
『そうか‥‥少し遠いな‥‥。
暗くなる季節だと危ない。』
『霞ちゃんは可愛いからねぇ?』
「な、何言ってるんですか?私なんて
可愛くはないです‥‥さっきの方達
みたいに綺麗な方が会社に沢山
いらっしゃるじゃないですか?‥‥
私なんて‥子供みたいなものです。」
シンプルなリクルートスーツに
ローヒールのフラットなパンプス。
黒髪で大人の色気すら全く出せない。
筒井さん達にはああいう方達の方が
すごくお似合いだと思うと、今でも
場違いなのではと感じてしまう‥‥
『プッ‥‥霞ちゃんはあんな風に
ならない方がいいよ。
なんかこけしみたいで可愛いから。』
えっ!?こ、こけし?
それって褒め言葉なのか?
分かりきってる事だけど、
筒井さんにもそう見えてるのだろうな。
『フッ‥‥。拓巳のことは話半分に
聞けばいい。井崎さんはそのままで
いいってこと。無理して誰かの真似を
する必要もない。』
「でも!でも‥‥‥私は早く‥少しでも
大人になりたいんです‥。」
慰めてくれたのにも関わらず、真面目に
答えた後我にかえり俯くと、筒井さんが頭を撫でてくれ、それを見た蓮見さんは席から立ち上がり私を抱き締めてきた。
『おい‥拓巳、離れろ。』
『えーだってなんか可愛くてさー。』
私の頭を撫でていた手が抱きつく蓮見さんの腕を引き剥がし低めの声を出す。
2人に囲まれて緊張で固まる私から
蓮見さんが笑いながらようやく離れると
席に戻って嬉しそうにワインを一口飲み
ニヤリと笑った
『霞ちゃん‥やっぱり君は特別だね。』
えっ?
『井崎さん‥‥大丈夫か?
セクハラで訴えるなら
いつでも相談にのるから。』
『酷ぇ‥俺のはセクハラじゃなくて、
歓迎の挨拶だから。』
ウィンクをする蓮見さんにドキッっしつつも、2人が醸し出す雰囲気に力が抜け、
その後も楽しく食事をして過ごした。



