今のって‥‥フランス語?
私に気づくと電話を切ってしまった
筒井さんだけど、最後の方だけ
聞くつもりはなかったのに
聞こえてしまった‥‥‥。
「お、お待たせしてすみません。」
『ああ、大丈夫だ。仕事の
電話をしてたから気にするな。』
やっぱりお仕事のお電話だったんだ‥‥
いつも通りわたしのあたまを優しく
撫でる手に笑顔を向けつつも、
少しだけ不安になっていた。
答えが出ないからもう少し
時間が欲しい‥‥‥って言ってた‥。
私には仕事のことは話さない
だろうし、聞かなかったことに
した方がいいと思ったので、
なるべく顔に出ないようにしなきゃ‥
ガチャ
『どうぞ。』
「お邪魔します。」
もう何度目になるかわからないけど、
相変わらずドアを開けてくれて
くれる優しさに笑顔を向けると、荷物を
寝室に置いてからリビングに向かった
「こんばんは。」
『井崎さんおかえり。』
『霞ちゃんお疲れー』
既にお酒の席がスタートしているのか、
リビングでくつろぐ2人に挨拶を
いつものようにする。
蓮見さんはここの鍵は持ってないけど、
亮さんはたまにご飯を作ってくれる
から合鍵を渡しているらしい。
『シャワーしてくるから、
適当に相手頼む。疲れたら
無視してていいから。』
無視なんて出来ないと思いながらも、
お湯を沸かしていると、亮さんが
キッチンにやって来ておつまみを
作り始めた。
『なにかあった?』
「えっ!?
なにかって筒井さんのことですか?」
チーズと茹でたそら豆を生ハムで
巻いてパパッとオツマミを作ってて
勉強にとてもなる。
『うん、なんか浮かない表情
してるからさ。』
「どうなんですかね‥‥。
悩みがあるなら聞きたいんですけど、
お仕事のことだと聞けないですし、
聞いても私には何もできないとは
思います。」
筒井さんはいつも私が困っていたり
悩んでいると助けてくれるし、
解決してくれる。
わたしはまだ自分のことでいっぱい
いっぱいで、筒井さんの抱える何かに
気付いてあげることも出来ていない‥。
『そばに居てくれればいいよ。』
えっ?
『前にも言ったけど、今の滉一が
穏やかでいられるのは井崎さんが
いるからだと思うよ?
何も出来なくても、案外隣に
いるだけで存在自体が役に
立ててることもあるからさ?』
隣にいることだけでいいなら、
これからもずっとそばにいたいけど、
本当にそれだけでいいのかな‥‥
私に気づくと電話を切ってしまった
筒井さんだけど、最後の方だけ
聞くつもりはなかったのに
聞こえてしまった‥‥‥。
「お、お待たせしてすみません。」
『ああ、大丈夫だ。仕事の
電話をしてたから気にするな。』
やっぱりお仕事のお電話だったんだ‥‥
いつも通りわたしのあたまを優しく
撫でる手に笑顔を向けつつも、
少しだけ不安になっていた。
答えが出ないからもう少し
時間が欲しい‥‥‥って言ってた‥。
私には仕事のことは話さない
だろうし、聞かなかったことに
した方がいいと思ったので、
なるべく顔に出ないようにしなきゃ‥
ガチャ
『どうぞ。』
「お邪魔します。」
もう何度目になるかわからないけど、
相変わらずドアを開けてくれて
くれる優しさに笑顔を向けると、荷物を
寝室に置いてからリビングに向かった
「こんばんは。」
『井崎さんおかえり。』
『霞ちゃんお疲れー』
既にお酒の席がスタートしているのか、
リビングでくつろぐ2人に挨拶を
いつものようにする。
蓮見さんはここの鍵は持ってないけど、
亮さんはたまにご飯を作ってくれる
から合鍵を渡しているらしい。
『シャワーしてくるから、
適当に相手頼む。疲れたら
無視してていいから。』
無視なんて出来ないと思いながらも、
お湯を沸かしていると、亮さんが
キッチンにやって来ておつまみを
作り始めた。
『なにかあった?』
「えっ!?
なにかって筒井さんのことですか?」
チーズと茹でたそら豆を生ハムで
巻いてパパッとオツマミを作ってて
勉強にとてもなる。
『うん、なんか浮かない表情
してるからさ。』
「どうなんですかね‥‥。
悩みがあるなら聞きたいんですけど、
お仕事のことだと聞けないですし、
聞いても私には何もできないとは
思います。」
筒井さんはいつも私が困っていたり
悩んでいると助けてくれるし、
解決してくれる。
わたしはまだ自分のことでいっぱい
いっぱいで、筒井さんの抱える何かに
気付いてあげることも出来ていない‥。
『そばに居てくれればいいよ。』
えっ?
『前にも言ったけど、今の滉一が
穏やかでいられるのは井崎さんが
いるからだと思うよ?
何も出来なくても、案外隣に
いるだけで存在自体が役に
立ててることもあるからさ?』
隣にいることだけでいいなら、
これからもずっとそばにいたいけど、
本当にそれだけでいいのかな‥‥



