それだけ香恋が両親から大切に育てられたということ





そんな大切な香恋とつき合わせてくれるだけでありがたいと思う。





「じゃまたな。」





「はい・・・」





香恋は名残惜しそうに車のドアを閉めた。





俺はそんな香恋を見てられなくて





車の窓を開けて





「またいつでも会えるから!!


香恋好きだぞ」って言ったんだ。





香恋は真っ赤な顔して笑ってくれた。





俺って香恋にべた惚れだなぁ





と最近思う。





香恋と出会って





どうしてもこの子を手に入れたいと





この子を大切にしたいと





思った。





家族以外でこんな感情初めてだった。