ホントにいい先生だった。





思い出すと、





涙が止まらなかった。





そんなわたしに声を掛けてくれた





優しい男の子。





普通の男の子なら「どうしてないてるの?」





なんて聞くはずなのに、





なんにも言わず、ただハンカチを貸してくれた。





わたしはその男の子がずっと忘れられなかった。





だから、あなたに告白されたときは





ホントに嬉しかった。





あんまり言わないけど、





優也よりもわたしの方があなたを愛してるよ。





結婚しても、赤ちゃんができても





この気持ちは何にも変わらないよ。