「キレイだ・・・」





コレが香恋を見た俺の第一声。





今日、俺たちは結婚する。





今思えば、長かったような短かったような。





俺がプロポーズした次の日から





今日まで香恋と俺の二人三脚が始まった。





まず、香恋の両親にあいさに行って、





香恋のお父さんは泣きながら「娘をヨロシクお願いします。」





って頭を下げてくれた。





俺はそれを見て涙が出た。





いいっていったのに





香恋は俺の家にもあいさつをしに来てくれた。





優奈は本当に喜んで、





親父は影でガッツポーズをきめていた。





それからの時間は忙しさに追われていた。





俺が考えていた以上に結婚って大変だということを知った。





何度か香恋ともケンカしたし、





俺自身も色々考えさせられた。





忙しい半年間だったが、





今の香恋を見ればなんなことも忘れてしまいそうだ。