「香恋、これからもずっと俺のそばで誕生日を祝ってくれる?」





俺は真剣に言った。





「は、はい。


もちろんです。」





なんだそんなことかと言わんばかりの





香恋の顔。





ちゃんと意味分かってんのか?





「香恋、分かってる?


俺は結婚して欲しいって言ってるんだぞ。」





やっと理解したらしく香恋の顔が赤面した。





「えっと・・・。


わたしでよければ\\\」





やっと出た香恋からの返事。





「ホントにいいの?」





こんな簡単にOKしてくれるなんて思ってなかった。