「あのね・・・」





香恋がめずらしく言葉に詰まっていた。





「うん?なに?」





こういうことは優しく聞こうと心に決めていた。





「わたし、そのなんにも優也のプレゼント用意できなくて・・・」





なんだそんなことか。





「じゃあさぁ


俺の言うこと聞いてくれる?」





香恋はきょとんとして俺を見ていた。





ヤバイ!!





カワイイ♪





「香恋?」





「あっ!!


はい!!聞きます。」





我にやっと返った香恋。