唯都くんは『運命の番』を溺愛したい



 『フフフ、冴ちゃんが愛されてる証拠だね』


 『そういうことストレートに言わないで~ 顔が焦げる~ 消火器常備してないのに~』


 『冴ちゃん顔真っ赤だよ、可愛い』


 『ポニーテールゆらゆらさせて、清らか天使笑顔でほめてくるんだもんな。そりゃ唯都くんも沼るわけだ』


 『沼? え? ちちちっ、違うよ! だって唯都様が好きなのは……私じゃなくて……』


 『はいはい、ほめられると照れくさいよね、わかるわかる。琉乃もめちゃめちゃ顔赤いよ。ひとっ走りして消火器買ってこようか?』


 『だから、そんなんじゃなくて……』


 『琉乃、私の親友でいてくれてありがとう』


 『いきなりどうしたの? 改まって」


 『琉乃のこと大好きだよ。だからさ、今度おそろいのスカートはいて映画見に行こうよ。大親友と行きたい場所、私、いろいろあるんだから。私の願望、叶えてよね』


 『うん、私も冴ちゃんのこと大好き』


 『琉乃、泣きすぎ。伝染しちゃうからやめてよね、アハハ~』