みんな、姿だけでなく横顔にまで綺麗なお花が咲いて、綺麗だなあ、とニナは見渡した。 すると、そこに大きな橋があった。 ここよりかは人集りが少なくて、けれど、涼しい風が吹いたのであった。 「ニナ?」 声は、届かなかった。