家に、着くとすぐに、
2階の自分の部屋に入り、鍵をかけた。

万が一、誰かが入ってくるのを
恐れていたからだ。

特に、華にゆかりは、いつもノックなしに
堂々と、人の部屋に入ってくる。>_<


「あれー!あきら帰ってるの?おやつかってあるわよー
あんたの好きな、大福」

「あー、後で、食べる!!」

大福のことなど、頭に入らなかった。

私は、すぐに机の2段目の引き出しを
隠しておいた鍵で開け
七色キャンディーの袋から、
取扱説明書をだした。

「これかー!!」