詩に恋を

「紗希ーお母さん買ってくれないってー!」


朝学校に着き、私は紗希に抱きつく。


「じゃあ自分でつくるしかないね。」


「紗希までお母さんみたいなこと言うのー?」


「手伝ってあげるから。」



お姉ちゃんみたいに


私をなだめでくれるのは、


飯田紗希。かなりの美人。


高校の入学式で声をかけてくれたのが


きっかけで友達になった。