「遥のことが好きなら、正直に言ったらいいやん。そうしたらやめるし」
やさしくて、面倒見がよくて、見ていてほっこりする遥さん。
――『わたしは遥さんが好き』。
そう言えば、この甘い拷問からも解放される。
だけど…、わたしはそれを口に出して言うことができなかった。
なぜなら――。
わたしが好きな人は、遥さんではないから。
「どしたん?言わへんの?」
彼方さんの追及にわたしは口をつぐむ。
「あれ?みひろの好きなやつって、遥やないの?」
首を縦に振らないわたしを見て、彼方さんは満足げに微笑む。
「それやったら、みひろが好きなんって…もしかして俺?」
キスをやめ、わたしの顔をのぞき込む彼方さん。
「違うんやったら、首振って」
わたしは、彼方さんと視線を合わせないようにして顔をそらした。
やさしくて、面倒見がよくて、見ていてほっこりする遥さん。
――『わたしは遥さんが好き』。
そう言えば、この甘い拷問からも解放される。
だけど…、わたしはそれを口に出して言うことができなかった。
なぜなら――。
わたしが好きな人は、遥さんではないから。
「どしたん?言わへんの?」
彼方さんの追及にわたしは口をつぐむ。
「あれ?みひろの好きなやつって、遥やないの?」
首を縦に振らないわたしを見て、彼方さんは満足げに微笑む。
「それやったら、みひろが好きなんって…もしかして俺?」
キスをやめ、わたしの顔をのぞき込む彼方さん。
「違うんやったら、首振って」
わたしは、彼方さんと視線を合わせないようにして顔をそらした。



