milk or coffee? 〜甘く、苦く、溶かされて〜

「まだ俺が遊びでゆうてるとでも思ってる?」


彼方さんは再びわたしの首元に顔を埋めると、耳元でささやく。


「こんなにも、みひろのことが好きやのに?」


何度も何度もわたしの首筋にキスを落としていく彼方さん。


「彼方さんっ…。部屋には遥さんもいるっていうのに、こんなところで――」

「もし遥が起きてきたら、見せつけてやろーや。これが俺のみひろやって」

「やめっ…」


彼方さんに上から覆いかぶされて、頬や首筋にキスをされて――。

…わたし、どうなっちゃうの。


「みひろは、どっちのことが好きなん?俺か…遥か」

「そ…そんなこと、言えませんっ…」

「言わなやめへんで?これ以上激しくなるかも」


彼方さんは、決して唇にはしてこない。

だからといって、キスが止むこともない。