「ん〜…、せやなぁ。そこは謝るわ。ちょっと攻めすぎたかなって」
やっぱり…。
それは自覚あるんだ。
「でも、さすがの俺でもいきなりあんなんするんは好きなコにだけ」
そう言って、キッチンから手を伸ばした彼方さんがわたしの頬に手を添える。
…か、彼方さん。
今…、わたしのこと…“好きなコ”って言った?
「もう…彼方さん、さっきから冗談ばっかり」
「冗談ちゃうし。イタリアにいる間、遥に電話するたびずっとみひろちゃんの話してきて。そんな話されたら、会ってみたいなって思うやろ」
それで彼方さんは、遥さんから聞かされた話をもとにわたしのことを想像しながら帰国して――。
「先に遥に取られるくらいなら、先に奪ったらええやんって思った」
初対面で、あんなことに。
そういえば彼方さん、あのとき――。
やっぱり…。
それは自覚あるんだ。
「でも、さすがの俺でもいきなりあんなんするんは好きなコにだけ」
そう言って、キッチンから手を伸ばした彼方さんがわたしの頬に手を添える。
…か、彼方さん。
今…、わたしのこと…“好きなコ”って言った?
「もう…彼方さん、さっきから冗談ばっかり」
「冗談ちゃうし。イタリアにいる間、遥に電話するたびずっとみひろちゃんの話してきて。そんな話されたら、会ってみたいなって思うやろ」
それで彼方さんは、遥さんから聞かされた話をもとにわたしのことを想像しながら帰国して――。
「先に遥に取られるくらいなら、先に奪ったらええやんって思った」
初対面で、あんなことに。
そういえば彼方さん、あのとき――。



