ドアを開けた。
その瞬間…!!
「よぉ〜!!!久しぶり!!」
一樹がいきなり抱きついた。
「!!!???」
「はぁあ〜…」
状況…ってか、テンションについていけない僕と、一樹を見て呆れている夜里。
「ちょっとぉ!!優利にいきなり何抱きついてんのよ!!びっくりしてるじゃん!!」
「ん??なんだぁ、夜里ぃ〜!!やきもちかぁ!!かわいいぞ!!」
そう言って今後は夜里に抱きついた。
「はぁ!!??ちょっ!!やめろぉ!!」
…ぷっ。
「…ははっ!!あははははははは!!!!!」
なんか、こんなやり取り見てたら笑えてきちゃった。
「優利が壊れたぁ!!」
「壊したのは、あんたでしょ!!!???」

「まぁまぁ、夫婦げんかもいいが、あがってよ!!」
「夫婦げんかじゃない!!(ねぇ!!)」
ハモった二人。
顔を見合わせて笑った。
僕は二人を部屋に案内し、それから、キッチンに行き、冷蔵庫を開け、コップにお茶を注いだ。
「お茶でいいか??」
「いいよ!!」
「うん!!」