偽りのアイドル

でも、それ、りおんの真似って怒られそうだけど?


……しかも、同じ事務所って……はぁ。


まあ、仕方ないか……。


というかさ。


「煌も七星学園?」


「うん、そーだよ?
俺はアイドルSunlightの“(こう)”だからね」


ま、現アイドルだし……。


いっかぁ。


「そもそもゆっきーがこっちに居るしぃ」


アイドルのペア、友希(ゆき)くんが七星学園の超優等生らしい。


ま、友希くんは……優等生だよねえ。


「途中まで一緒に行こーね!
にしてもテスト受かって良かったな〜」


編入する為にしたあのテストか。結構簡単だったなぁ。


「難かったぁ。でもね! 一問ミスで済んだし〜」


「私、満点だけど……」


「ちぇ」


私を超す、という目標の煌はつまらなそう。


「……姉ちゃんは目標なんだから、きちんと学年1位取ってよね!」


学年1位って……頑張るかあ。


「じゃ、煌も学年1位とってね」


「もっちろん! ゆっきーに勝てれば俺の勝ち〜!」


え〜? 本当かな?
ま、まぁ、友希くんならいけるかな。


けど、友希くんには勝てないでしょ。


なんていったって、あの七星財閥の今まで史上最も天才だと言われている後継ぎだもん。