話が終わり、理事長の所へ向かう。
「失礼します」
「あら? 誰かしら……。
莉央さん、どうしたの?」
「あの、七星財閥について……教えて頂きたくて」
「あら。
……仁奈に何か言われたの?」
え?
「いえ……」
「……そう」
「あ、嫌なら言わなくても……」
「いえ。
言うわ。
私と、七星財閥の因縁を……──」
────────**
────**
分からない。
理事長の言葉を聞いたら、もしかしたらの憶測が、全て外れた。
次は、友希くんだ。
友希くんにも電話する。
『……あの、なんすか。
りおんが』
「え? どうしたの?」
『だから、あんた、アイドルのりおんでしょ?』
っ、あ。
忘れてた。
っていうか、なんでバレて……。
やばい。
『はあ……隠さなくていいですよ』
「っ……。
はい、そう、です……。
ね、言わないでっ……!
メディアにバレたら、その……大惨事になるかもって言われてて、社長にド叱られるから……」
『はあ?
そりゃあ大惨事になりますよね!?
りおんですよ!?』
「……?」
ただのりおんじゃん?
どうして?
『はぁ……黙っときます。
でも、
俺、あんたがりおんだって認めないんで』
が、ガーン……。
でも、仕方ないよね……りおんがこんなちんちくりんでポンコツだもの……。
『……で、なに言うために電話なんてしてきたんですか?』
「あ、うん。
七星財閥のこと、教えてほしいなって……」
『そうですね。
では、俺の、姉上と叔母上への懺悔から、始めますか……──』
────────**
────**
なんで。
これって……なによ。
誰も、誰も、悪くないっ!!
一回、整理してみる。
「失礼します」
「あら? 誰かしら……。
莉央さん、どうしたの?」
「あの、七星財閥について……教えて頂きたくて」
「あら。
……仁奈に何か言われたの?」
え?
「いえ……」
「……そう」
「あ、嫌なら言わなくても……」
「いえ。
言うわ。
私と、七星財閥の因縁を……──」
────────**
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分からない。
理事長の言葉を聞いたら、もしかしたらの憶測が、全て外れた。
次は、友希くんだ。
友希くんにも電話する。
『……あの、なんすか。
りおんが』
「え? どうしたの?」
『だから、あんた、アイドルのりおんでしょ?』
っ、あ。
忘れてた。
っていうか、なんでバレて……。
やばい。
『はあ……隠さなくていいですよ』
「っ……。
はい、そう、です……。
ね、言わないでっ……!
メディアにバレたら、その……大惨事になるかもって言われてて、社長にド叱られるから……」
『はあ?
そりゃあ大惨事になりますよね!?
りおんですよ!?』
「……?」
ただのりおんじゃん?
どうして?
『はぁ……黙っときます。
でも、
俺、あんたがりおんだって認めないんで』
が、ガーン……。
でも、仕方ないよね……りおんがこんなちんちくりんでポンコツだもの……。
『……で、なに言うために電話なんてしてきたんですか?』
「あ、うん。
七星財閥のこと、教えてほしいなって……」
『そうですね。
では、俺の、姉上と叔母上への懺悔から、始めますか……──』
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なんで。
これって……なによ。
誰も、誰も、悪くないっ!!
一回、整理してみる。



