一回目は、優里さんとは連絡先を交換していなかったから玲衣の携帯からかかってきた。
二回目は優里さんの携帯で、病院名と病室の番号を教えてもらった。
優里さんから電話がかかってくるということは、玲衣になにかあったんだろうか。
……怖い。
電話に出るのが怖い。
もし玲衣になにかあったら、どうすればいいんだろうか。
だけどこのまま電話に出ないわけにはいかない。
覚悟を決めて、応答ボタンをぎゅっと押した。
「瑠奈ちゃん」
あの優里さん特有の優しい声がふりかかってきた。
だけど、いつもと様子が違う……。
嫌な想像をしてしまい、慌てて打ち消した。
「昨日、玲衣に会ってきたの……」
重々しい口をゆっくりと開いているのがわかる。
玲衣と会えるのがほぼ一週間後だったのは、検査が長引いたからだったそうだ。
それにしても遅いと思いつつ、部活がない明日にでも病院に行こうと決めていた。
その病院は結構遠いところにあって、部活がある日は中々行けない。
「玲衣……どうでしたか?」
私がそう聞き返すと、優里さんがゆっくり言った。
「一部の記憶喪失みたい……」
……記憶喪失
たった四文字なはずなのに、ずしりとのしかかってくる。
怪我したうえに記憶喪失?
……じゃあもう、一緒に喋れないかもしれない。
私の記憶がなくなってたら、もう一緒に過ごすことはできない。
二回目は優里さんの携帯で、病院名と病室の番号を教えてもらった。
優里さんから電話がかかってくるということは、玲衣になにかあったんだろうか。
……怖い。
電話に出るのが怖い。
もし玲衣になにかあったら、どうすればいいんだろうか。
だけどこのまま電話に出ないわけにはいかない。
覚悟を決めて、応答ボタンをぎゅっと押した。
「瑠奈ちゃん」
あの優里さん特有の優しい声がふりかかってきた。
だけど、いつもと様子が違う……。
嫌な想像をしてしまい、慌てて打ち消した。
「昨日、玲衣に会ってきたの……」
重々しい口をゆっくりと開いているのがわかる。
玲衣と会えるのがほぼ一週間後だったのは、検査が長引いたからだったそうだ。
それにしても遅いと思いつつ、部活がない明日にでも病院に行こうと決めていた。
その病院は結構遠いところにあって、部活がある日は中々行けない。
「玲衣……どうでしたか?」
私がそう聞き返すと、優里さんがゆっくり言った。
「一部の記憶喪失みたい……」
……記憶喪失
たった四文字なはずなのに、ずしりとのしかかってくる。
怪我したうえに記憶喪失?
……じゃあもう、一緒に喋れないかもしれない。
私の記憶がなくなってたら、もう一緒に過ごすことはできない。



