オフィスカジュアルのブラウスの上に着ていたカーディガンを脱いで、椅子の背にかけた。
休憩室のテーブルに着き、きちんと座る。
そうして状況も整えてから、アイコンをタップして開くと、シンプルな文面が並んでいた。
『今日、時間あるかな? 仕事後に夕飯でもどう?』
それだけだった。
でも美璃にとっては、ちょっと目を見張ってしまう内容だった。
(なにか打ち合わせかな?)
思い浮かんだのはその理由だった。
すぐに、きっとそうだろうと思えてくる。
『はい! 大丈夫です』
なのでためらわずにOKの返事を送った。
数分後に返信が来る。
『良かった。じゃ、会社まで迎えに行くよ。何時がいい?』
それで退勤後に来てもらえることになった。
やり取りはそれだけで終わったけれど、美璃の心はなんだかうきうきしていた。
ただ身内と会うだけなのに、なんだか……デートかなにかの待ち合わせのように感じてしまう。
やがて気付いて、はっとして、恥じ入った。
(い、いやいや、相手は大義兄さんなんだし、私を助けてくれるためなんだから)
自分に言い聞かせる。
だけどその後食べたお弁当はとても美味しく感じたし、午後の仕事は嫌な気持ちなく取り組むことができた。
そうなれたのは、颯士の誘いがあったからこそなのだ。
休憩室のテーブルに着き、きちんと座る。
そうして状況も整えてから、アイコンをタップして開くと、シンプルな文面が並んでいた。
『今日、時間あるかな? 仕事後に夕飯でもどう?』
それだけだった。
でも美璃にとっては、ちょっと目を見張ってしまう内容だった。
(なにか打ち合わせかな?)
思い浮かんだのはその理由だった。
すぐに、きっとそうだろうと思えてくる。
『はい! 大丈夫です』
なのでためらわずにOKの返事を送った。
数分後に返信が来る。
『良かった。じゃ、会社まで迎えに行くよ。何時がいい?』
それで退勤後に来てもらえることになった。
やり取りはそれだけで終わったけれど、美璃の心はなんだかうきうきしていた。
ただ身内と会うだけなのに、なんだか……デートかなにかの待ち合わせのように感じてしまう。
やがて気付いて、はっとして、恥じ入った。
(い、いやいや、相手は大義兄さんなんだし、私を助けてくれるためなんだから)
自分に言い聞かせる。
だけどその後食べたお弁当はとても美味しく感じたし、午後の仕事は嫌な気持ちなく取り組むことができた。
そうなれたのは、颯士の誘いがあったからこそなのだ。



