超イケメン男子たちと、ナイショで同居することになりました!?


「ひなるちゃんの歓迎会もしたかったしね。入学式からバタバタしただろうに、いつも助けてくれてありがとう。ひなるちゃんの前向きな笑顔を見ていると、俺たちも元気になれるよ」

優しく笑う紫温先輩に、もっと涙があふれる。「私こそ」と言った時、紫温先輩は首にかかるネックレスを見つけた。

「どうやら上手くいったみたいだね」
「え?」
「ううん、こっちの話。でも俺もあと一年あるし、簡単には諦めないからね」
「?」

意味を理解できないでいると、「幸せ絶頂の奴に何を聞かせてんだよ」と翼くんの声。……あれ?急に視界が暗くなっちゃった!この肌触りはタオル?

「つ、翼くん?」
「もし葵に泣かされたら俺に言え、話くらい聞くから。あと……その服、すげー似合ってる」

頭をポンと撫でられる。タオルをとると、既に翼くんは皆のコップにジュースを注いでいた。葵くんにはわざと少ない量……あ、気づいた葵くんがクレーム入れてる。
いつもの二人を見てクスクス笑っていると、いつの間にか隣に立った七海先輩が、ふかーいため息をつく。

「はぁ〜。どうして本命の女の子こそ、手に入らないんだろうね。俺の初恋、あっけなく終わっちゃったなぁ」
「本命?初恋??」
「……幸せになりなよ、ひなちゃん。俺は恋愛経験豊富だし、困ったことあったらいつでも相談のるよ!
ってわけで!何から食べる?俺のオススメはね、淀橋くん直伝の滋養強壮ゼリーだよ!」

いかにも元気が出そうな、黄色いゼリーを持つ七海先輩。思わず鼻を押さえる複雑な匂いが、ゆっくり迫ってきた。でも「遠慮します」とも言えない雰囲気!どうしよう!