怒ってるっつーより、拗ねてんじゃねーの?
「拗ねるなよ」
「拗ねてないです!!子供じゃないんで!!」
いや、怒ってるも拗ねてるも然程変わんねえか。
再びプンスカしながら先を歩く梓。
あの大人びた容姿からは想像もできねえほど、可愛らしくプンスカしてる梓が、一言で言うと『死ぬほど可愛い』それに尽きる。
具体的に梓の何が良いのか……そう聞かれても『分かんねえ』としか言えねぇ。
容姿は間違えなくイイ。実年齢より随分と大人びていて、ここまで容姿が整っている女は、俺が知る限りいねーな。
『面食いかよ』と言われたら、『まあ、そうかもな』としか言いようがねえ。
・・・・まあ、なんつーか……見た目だけじゃねえんだよな。
あの交差点で初めて梓を見かけた時、俺がっつーより、俺の“本能”が梓を求めた。
で、結局は俺自身も──。
「梓ちゃんってさ、誠のことを“ひとりの人”として扱うよね」
──── そうか……そうだな。
梓は俺を敬ったり諂ったりしない。
恐れたり、怯えたりもしない。
梓は俺のことを“ただの人”として扱う。ソレが心地良かったのかもしれねーな。
俺を見て微笑んだり、呆れた顔をしたり、時にはブツブツと怒ったりして……。
「拗ねるなよ」
「拗ねてないです!!子供じゃないんで!!」
いや、怒ってるも拗ねてるも然程変わんねえか。
再びプンスカしながら先を歩く梓。
あの大人びた容姿からは想像もできねえほど、可愛らしくプンスカしてる梓が、一言で言うと『死ぬほど可愛い』それに尽きる。
具体的に梓の何が良いのか……そう聞かれても『分かんねえ』としか言えねぇ。
容姿は間違えなくイイ。実年齢より随分と大人びていて、ここまで容姿が整っている女は、俺が知る限りいねーな。
『面食いかよ』と言われたら、『まあ、そうかもな』としか言いようがねえ。
・・・・まあ、なんつーか……見た目だけじゃねえんだよな。
あの交差点で初めて梓を見かけた時、俺がっつーより、俺の“本能”が梓を求めた。
で、結局は俺自身も──。
「梓ちゃんってさ、誠のことを“ひとりの人”として扱うよね」
──── そうか……そうだな。
梓は俺を敬ったり諂ったりしない。
恐れたり、怯えたりもしない。
梓は俺のことを“ただの人”として扱う。ソレが心地良かったのかもしれねーな。
俺を見て微笑んだり、呆れた顔をしたり、時にはブツブツと怒ったりして……。



