──── 恋だの愛だの、そんなの俺には分かんねえ。
ただ一つ言えるのは、“恋”だ“愛”だ……そんな言葉じゃ言い表せねえくらい、お前が欲しくてたまらない。
人を好きになる、人を愛す……そんなこと俺にはよく分かんねーけど、梓に対するこの“執着心”や“独占欲”が全ての答えだろ。
・・・・自信はない。危険な目に遭わせないのも、守りきるのも。
危険な目に遭わせない、100%守りきる……そんなできねえ約束はしない。
俺と一緒にいれば、必ず何かは起きると思っていた方が無難。
後悔するかもしれねえ……もちろん俺自身もだ。
だが、この感情はどうにも抑えきれそうにない。
俺は他の誰よりも、お前のことを──。
「梓」
俺が名前を呼ぶとピタッと止まって、ムスッとしながら振り向いた梓。
「ダッツハーゲンの抹茶アイス」
「……あ?」
「ダッツハーゲンの抹茶アイス……3つで」
──── ああ、そういうことか。
「フッ。結局つられてんじゃねーかよ。3つも食うと腹壊すぞ」
「はぁぁ、誠。失言野郎も大概にしないと」
「あ?」
「そういうこと言うならもういいですっ!!」
「ほら、梓ちゃん怒ってる」
ただ一つ言えるのは、“恋”だ“愛”だ……そんな言葉じゃ言い表せねえくらい、お前が欲しくてたまらない。
人を好きになる、人を愛す……そんなこと俺にはよく分かんねーけど、梓に対するこの“執着心”や“独占欲”が全ての答えだろ。
・・・・自信はない。危険な目に遭わせないのも、守りきるのも。
危険な目に遭わせない、100%守りきる……そんなできねえ約束はしない。
俺と一緒にいれば、必ず何かは起きると思っていた方が無難。
後悔するかもしれねえ……もちろん俺自身もだ。
だが、この感情はどうにも抑えきれそうにない。
俺は他の誰よりも、お前のことを──。
「梓」
俺が名前を呼ぶとピタッと止まって、ムスッとしながら振り向いた梓。
「ダッツハーゲンの抹茶アイス」
「……あ?」
「ダッツハーゲンの抹茶アイス……3つで」
──── ああ、そういうことか。
「フッ。結局つられてんじゃねーかよ。3つも食うと腹壊すぞ」
「はぁぁ、誠。失言野郎も大概にしないと」
「あ?」
「そういうこと言うならもういいですっ!!」
「ほら、梓ちゃん怒ってる」



