唯一無二の存在。
私の“親友”── 。
「てかさ、最近どうなのー?」
「え?なにが?」
「お隣さーーん」
「いや、どうもこうも……隣人を極めてる」
「なんだそれ」
ただただお裾分けをし合って、傘を貸して返されて……の繰り返し。
別にどうのこうのっていうのは一切ない。
特別な感情みたいなものも、お互いに無いし……うん。
「隣人極めるのも結構楽しかったりするよ?」
「はぁぁ。マジでつまんないね~。雫さんには黙っててやるから、別に良いんじゃねーの?ソイツでも~」
「いやいや、何を言ってんの……美冬。あの掟……“禁断”を破ったらどうなるか……。無理、絶対に無理!!良いの!?美冬は私が居なくなっても!!」
「だぁから、バレなきゃいいじゃんって話~」
「バレた時が怖い!!鉄則の掟は絶対!!」
「クソ真面目かよ」
──── それに、桐生さんとはそういうのじゃない。
「そもそも学生の相手なんてしないでしょ、桐生さん」
「さぁ~?まぁでも、あの風貌じゃあ女に困ることはまず無いわな~。腐るほど寄って来んじゃね?適当に喰い散らかしてんでしょ」
「……まあ、でしょうね……」
・・・・あまり想像はしたくないけど。
私の“親友”── 。
「てかさ、最近どうなのー?」
「え?なにが?」
「お隣さーーん」
「いや、どうもこうも……隣人を極めてる」
「なんだそれ」
ただただお裾分けをし合って、傘を貸して返されて……の繰り返し。
別にどうのこうのっていうのは一切ない。
特別な感情みたいなものも、お互いに無いし……うん。
「隣人極めるのも結構楽しかったりするよ?」
「はぁぁ。マジでつまんないね~。雫さんには黙っててやるから、別に良いんじゃねーの?ソイツでも~」
「いやいや、何を言ってんの……美冬。あの掟……“禁断”を破ったらどうなるか……。無理、絶対に無理!!良いの!?美冬は私が居なくなっても!!」
「だぁから、バレなきゃいいじゃんって話~」
「バレた時が怖い!!鉄則の掟は絶対!!」
「クソ真面目かよ」
──── それに、桐生さんとはそういうのじゃない。
「そもそも学生の相手なんてしないでしょ、桐生さん」
「さぁ~?まぁでも、あの風貌じゃあ女に困ることはまず無いわな~。腐るほど寄って来んじゃね?適当に喰い散らかしてんでしょ」
「……まあ、でしょうね……」
・・・・あまり想像はしたくないけど。



