「『煙まみれ』は余計だけど。あたし、梓からのその言葉、何年も待ってたんすけどねー」
「ゴメンナサイ」
「やっぱ今日、梓の奢りねー。異論は認めーん」
「よ、喜んで!!」
美冬は私の肩を抱いて、これでもかってくらいベチベチ叩いてきた。
・・・・ぶっちゃけ痛い。
「ねぇ、力加減バグってない!?痛いって!!」
「あははっ~。ごめんごめ~ん」
「もぉ……」
──── もっと早く、美冬に伝えれば良かった。
私がクヨクヨしていたせいで、美冬には悪いことしちゃったな……。
「梓」
「ん?」
「ありがとう。あたしと友達になってくれて」
ニヒッと笑いながら、少し照れくさそうにしている美冬。
美冬と友達になってから、もう何年も経っているけど……こんなことをドストレートに言われたのは初めてだった。
──── その言葉、こっちのセリフだよ。
「……っ。美冬ぅぅ……大好きぃぃ……!!」
「うわっ……泣くなよ……。面倒くせえ女~」
「面倒くさいって言うなら泣かせないでよ!!こんの不良娘がぁーー!!」
「声でけぇっての……」
「……あ、ごめん」
──── クスクス笑い合って、私達の仲はより一層深いものになった……そう感じる。
「ゴメンナサイ」
「やっぱ今日、梓の奢りねー。異論は認めーん」
「よ、喜んで!!」
美冬は私の肩を抱いて、これでもかってくらいベチベチ叩いてきた。
・・・・ぶっちゃけ痛い。
「ねぇ、力加減バグってない!?痛いって!!」
「あははっ~。ごめんごめ~ん」
「もぉ……」
──── もっと早く、美冬に伝えれば良かった。
私がクヨクヨしていたせいで、美冬には悪いことしちゃったな……。
「梓」
「ん?」
「ありがとう。あたしと友達になってくれて」
ニヒッと笑いながら、少し照れくさそうにしている美冬。
美冬と友達になってから、もう何年も経っているけど……こんなことをドストレートに言われたのは初めてだった。
──── その言葉、こっちのセリフだよ。
「……っ。美冬ぅぅ……大好きぃぃ……!!」
「うわっ……泣くなよ……。面倒くせえ女~」
「面倒くさいって言うなら泣かせないでよ!!こんの不良娘がぁーー!!」
「声でけぇっての……」
「……あ、ごめん」
──── クスクス笑い合って、私達の仲はより一層深いものになった……そう感じる。



