ひぃぃーー!!チラチラ見てたのがバレちゃった!?
「……悪い。速かったか?」
・・・・ん?……えっと……何が?
「え、いや、その……」
──── あ、もしかして……歩くペースのこと……かな?
ここまでの道のりを思い返しても、速いどころか、むしろ私の歩幅に合わせてゆっくり歩いてくれてた……よね?
「いやっ、全然っ!!ちんたら歩いちゃってすみません。ごめんなさい!!」
「別にいい。脚短ぇからそんなもんだろ」
────── はい?
ま、まぁ……あなたに比べたらそりゃ短いですけど、別に短くはないしっ!!!!……って、落ち着いて。
多分だけどこの人、言葉足らずなだけなような気がする。
『俺より脚が短いから、歩くのが遅くても仕方ないだろ』……そう言いたかっただけ……だよね?
「……いや、言葉足らず過ぎでしょ」
・・・・思わず口からポロッと出てしまった。
「あ?」
眉間にシワを寄せて、仏頂面で私を見下ろしているお隣さん。
「すっ、すみません!!脚短いですよね!!ごもっともだと思います!!ごめんなさい!!短くて!!」
「いや、短くはないだろ」
────── どっちだよーー!!!!
「……悪い。速かったか?」
・・・・ん?……えっと……何が?
「え、いや、その……」
──── あ、もしかして……歩くペースのこと……かな?
ここまでの道のりを思い返しても、速いどころか、むしろ私の歩幅に合わせてゆっくり歩いてくれてた……よね?
「いやっ、全然っ!!ちんたら歩いちゃってすみません。ごめんなさい!!」
「別にいい。脚短ぇからそんなもんだろ」
────── はい?
ま、まぁ……あなたに比べたらそりゃ短いですけど、別に短くはないしっ!!!!……って、落ち着いて。
多分だけどこの人、言葉足らずなだけなような気がする。
『俺より脚が短いから、歩くのが遅くても仕方ないだろ』……そう言いたかっただけ……だよね?
「……いや、言葉足らず過ぎでしょ」
・・・・思わず口からポロッと出てしまった。
「あ?」
眉間にシワを寄せて、仏頂面で私を見下ろしているお隣さん。
「すっ、すみません!!脚短いですよね!!ごもっともだと思います!!ごめんなさい!!短くて!!」
「いや、短くはないだろ」
────── どっちだよーー!!!!



