・・・・美冬は家庭環境が複雑というか色々あって、先輩ん家とかを転々とする生活を送ってる。
「で、桐生さんとはどうなったのー?」
「あー、うん……多分、付き合うことになった……と思う」
「なんで曖昧なわけ~?」
「付き合ってくれとか言われてないし……」
「梓から言えば良かったじゃん、んなもん」
ごもっとも過ぎて、ぐうの音も出ない。
「後で聞いてみる」
「そうしたら?じゃ、また明日~」
「うん。送ってくれてありがとう」
──── 夕飯も食べて、お風呂にも入ったし、後は寝るだけ……いや、まだメッセージが送れてない。
スマホと睨めっこして、《私達って付き合ってるってことでいいですか?》と、何度も何度も打っては消してを繰り返している。
「はぁぁ。どうしよう」
ベッドに寝転んで、右を向いて左を向いて、忙しなく動いている私。
《こんばんは。一つ聞いてもいいですか?私達って付き合ってるってことでもいいんでしょうか?》
・・・・いや、やっぱ無理。
打ったメッセージを消そうとした時だった。
「ああっ!!!!!」
──── 最悪。送っちゃった……。
「け、消そう!!桐生さんが読む前に、メッセージの送信を取り消せばっ……」
「で、桐生さんとはどうなったのー?」
「あー、うん……多分、付き合うことになった……と思う」
「なんで曖昧なわけ~?」
「付き合ってくれとか言われてないし……」
「梓から言えば良かったじゃん、んなもん」
ごもっとも過ぎて、ぐうの音も出ない。
「後で聞いてみる」
「そうしたら?じゃ、また明日~」
「うん。送ってくれてありがとう」
──── 夕飯も食べて、お風呂にも入ったし、後は寝るだけ……いや、まだメッセージが送れてない。
スマホと睨めっこして、《私達って付き合ってるってことでいいですか?》と、何度も何度も打っては消してを繰り返している。
「はぁぁ。どうしよう」
ベッドに寝転んで、右を向いて左を向いて、忙しなく動いている私。
《こんばんは。一つ聞いてもいいですか?私達って付き合ってるってことでもいいんでしょうか?》
・・・・いや、やっぱ無理。
打ったメッセージを消そうとした時だった。
「ああっ!!!!!」
──── 最悪。送っちゃった……。
「け、消そう!!桐生さんが読む前に、メッセージの送信を取り消せばっ……」



