「んんっ!!んんんっ!!」
「抵抗すんじゃねえーよ、めんっどくせえ。黙れっ……グハァッッ!!!!」
──── 一瞬、何が起こったのか分からなかった。
男が吹き飛んで、バタッと地面に倒れ込む。
そして、私の前にいるのは……。
「汚ぇ手で触れてんじゃねーよ。殺すぞ、てめぇ」
「……み、ゆふ……」
「ごめん。遅れた」
「な、んで……なんで……」
「呼んだでしょ、あたしのこと」
・・・・『美冬』って、心の中で呼んだ。
それが美冬に届いたってこと……?
「怪我は?」
「ない……」
「何もされてない?」
「……うん。なんとか」
美冬が今まで私には見せてこなかった表情になってて、それだけ美冬が怒ってるんだと伝わってくる。
倒れ込んでいる男を酷く冷めた瞳で見て、冷徹で冷酷な表情をしながら、見下すように眺めている美冬。
今にも殺してしまうんじゃないかって……少し不安になった。
「で、コイツは何」
──── 『桐生さんに恨みがある人っぽい』なんて言ったら、美冬はきっと私を心配する。
『あの男はやめておけ』……私を思って、そう言うかもしれない。
「まあ、いい。だいたい分かった」
「……み、美冬……?」
「先に店行ってて」
「美冬……」
「抵抗すんじゃねえーよ、めんっどくせえ。黙れっ……グハァッッ!!!!」
──── 一瞬、何が起こったのか分からなかった。
男が吹き飛んで、バタッと地面に倒れ込む。
そして、私の前にいるのは……。
「汚ぇ手で触れてんじゃねーよ。殺すぞ、てめぇ」
「……み、ゆふ……」
「ごめん。遅れた」
「な、んで……なんで……」
「呼んだでしょ、あたしのこと」
・・・・『美冬』って、心の中で呼んだ。
それが美冬に届いたってこと……?
「怪我は?」
「ない……」
「何もされてない?」
「……うん。なんとか」
美冬が今まで私には見せてこなかった表情になってて、それだけ美冬が怒ってるんだと伝わってくる。
倒れ込んでいる男を酷く冷めた瞳で見て、冷徹で冷酷な表情をしながら、見下すように眺めている美冬。
今にも殺してしまうんじゃないかって……少し不安になった。
「で、コイツは何」
──── 『桐生さんに恨みがある人っぽい』なんて言ったら、美冬はきっと私を心配する。
『あの男はやめておけ』……私を思って、そう言うかもしれない。
「まあ、いい。だいたい分かった」
「……み、美冬……?」
「先に店行ってて」
「美冬……」



