ムクッと起き上がって、ベッドから立ち上がろうした時、頭がクラっとして、そのまま崩れ落ちるように床へ座り込んでしまった。
まだフワフワするし、アルコールが全く抜けてない気がする。力入んないし……。
── ガチャッと寝室のドアが開いたその先にいたのは、上半身裸の桐生さんだった。
「大丈夫か」
そう言いながら座り込んでいる私のもとへ来た……のはいいんだけど、桐生さんのバッキバキな肉体美が直視できない!!
「だっ、大丈夫です!すみません!」
慌てて立ち上がったのはいいけど、頭も視界もグラついて、バランスを崩した私は後ろへ倒れた。
「梓!」
「……っ!?」
──── なんで……どうしてこうなった……?
後ろへ倒れた私を桐生さんが助けようとして……私をベッドの上で押し倒してるみたいな感じになっちゃってる……。
「悪い……大丈夫か?」
私を見下ろす桐生さんがとても色っぽい。
胸の高鳴りが激しさを増して、もう桐生さんのことしか考えられない。
──── 私、桐生さんのことが……好き。
「そんな顔で見んな。抑えが利かなくなる」
私の頬に優しく手を添えて、ワレモノを扱うよう丁寧に撫でる桐生さん。
その手の優しさ、温もり、全てが私を狂わせる。
まだフワフワするし、アルコールが全く抜けてない気がする。力入んないし……。
── ガチャッと寝室のドアが開いたその先にいたのは、上半身裸の桐生さんだった。
「大丈夫か」
そう言いながら座り込んでいる私のもとへ来た……のはいいんだけど、桐生さんのバッキバキな肉体美が直視できない!!
「だっ、大丈夫です!すみません!」
慌てて立ち上がったのはいいけど、頭も視界もグラついて、バランスを崩した私は後ろへ倒れた。
「梓!」
「……っ!?」
──── なんで……どうしてこうなった……?
後ろへ倒れた私を桐生さんが助けようとして……私をベッドの上で押し倒してるみたいな感じになっちゃってる……。
「悪い……大丈夫か?」
私を見下ろす桐生さんがとても色っぽい。
胸の高鳴りが激しさを増して、もう桐生さんのことしか考えられない。
──── 私、桐生さんのことが……好き。
「そんな顔で見んな。抑えが利かなくなる」
私の頬に優しく手を添えて、ワレモノを扱うよう丁寧に撫でる桐生さん。
その手の優しさ、温もり、全てが私を狂わせる。



