などなど……。
何故か説教モードに入ってしまった桐生さん。
でも、説教しながらも着々とたこ焼きは焼くし、私の口へたこ焼きを運んでくるし、その度に『旨いか?』って聞いてくるし。『美味しいです』って言ったら、満足気な顔をして『ん』って……。
これ、どういう情緒でいるのが正解なのか、ぶっちゃけ分かんない。
「分かったか?」
「あ、はい」
「気安く男に触らせんなよ」
「はい」
「分かってんのか?」
「はい」
「誰にも触れさせんな」
「はい」
「指一本触れさせんなよ。分かったか?」
──── あーーもうっ!!めっちゃクドい!!
「はいはい!!分かってますよ、分かってます!!だったら桐生さんも触んないでくださいね!!」
「あ?俺はいい」
・・・・とびっきりの矛盾キタァァーー!!
「矛盾してません!?」
「してねえ」
「してます!!」
「俺はいい。俺以外はダメっつってんだ」
「なんですかそれ!!」
いやいや、意味分かんないよ!?どういうこと!?
私はコップへ手を伸ばし、自分が飲んでいた水を一気に飲み干した。
「あっ!!!!それ!!僕の!!」
「……おい、梓!吐け、今飲んだもん全部吐け!!」
何故か説教モードに入ってしまった桐生さん。
でも、説教しながらも着々とたこ焼きは焼くし、私の口へたこ焼きを運んでくるし、その度に『旨いか?』って聞いてくるし。『美味しいです』って言ったら、満足気な顔をして『ん』って……。
これ、どういう情緒でいるのが正解なのか、ぶっちゃけ分かんない。
「分かったか?」
「あ、はい」
「気安く男に触らせんなよ」
「はい」
「分かってんのか?」
「はい」
「誰にも触れさせんな」
「はい」
「指一本触れさせんなよ。分かったか?」
──── あーーもうっ!!めっちゃクドい!!
「はいはい!!分かってますよ、分かってます!!だったら桐生さんも触んないでくださいね!!」
「あ?俺はいい」
・・・・とびっきりの矛盾キタァァーー!!
「矛盾してません!?」
「してねえ」
「してます!!」
「俺はいい。俺以外はダメっつってんだ」
「なんですかそれ!!」
いやいや、意味分かんないよ!?どういうこと!?
私はコップへ手を伸ばし、自分が飲んでいた水を一気に飲み干した。
「あっ!!!!それ!!僕の!!」
「……おい、梓!吐け、今飲んだもん全部吐け!!」



