桐生さんの不機嫌そうな声が聞こえて、私と不破さんがそっちを向くと、無表情で私達を見ている桐生さんが立っていた。
「ん?見ての通り、何もしてないよ?ね、梓ちゃん」
「え、あ、はい」
「近ぇ」
「はははっ。そうかな?ごめんごめん」
すると、ズカズカと近付いてきた桐生さんが、私と不破さんの間に割り込んできて、何食わぬ顔をしている。
それを見て不破さんはお腹を抱えて爆笑してるし、私はどう反応していいか分からなくて、とりあえずキャベツを切ることにした。
ジーーッと、突き刺さるような視線を桐生さんから感じる。
それに気付いてないふりをしてたけど、その視線があまりにも痛すぎて、ゆっくり上を見上げた。
──── 仏頂面の桐生さんが私をガン見してらっしゃる。
「な、なんでしょうか」
「別に」
『別に』……とか言いながらも、私をガン見し続ける桐生さん。
私はダラダラと冷や汗を流して、ひきつった笑みを浮かべる。
「……あの、なにか?」
「別に」
・・・・ダメだ。桐生さんが何を考えているのか、さっっぱり分かんない。
──── それに、あの電話も……。
「……電話、大丈夫でしたか?」
「ん?見ての通り、何もしてないよ?ね、梓ちゃん」
「え、あ、はい」
「近ぇ」
「はははっ。そうかな?ごめんごめん」
すると、ズカズカと近付いてきた桐生さんが、私と不破さんの間に割り込んできて、何食わぬ顔をしている。
それを見て不破さんはお腹を抱えて爆笑してるし、私はどう反応していいか分からなくて、とりあえずキャベツを切ることにした。
ジーーッと、突き刺さるような視線を桐生さんから感じる。
それに気付いてないふりをしてたけど、その視線があまりにも痛すぎて、ゆっくり上を見上げた。
──── 仏頂面の桐生さんが私をガン見してらっしゃる。
「な、なんでしょうか」
「別に」
『別に』……とか言いながらも、私をガン見し続ける桐生さん。
私はダラダラと冷や汗を流して、ひきつった笑みを浮かべる。
「……あの、なにか?」
「別に」
・・・・ダメだ。桐生さんが何を考えているのか、さっっぱり分かんない。
──── それに、あの電話も……。
「……電話、大丈夫でしたか?」



