おっきなバツサインを手で作って私と永嶺くんの間に挟まってくる紘菜。
「うーわ紘菜タイミングわりーってば
口説いてないしお話してただけだわ」
「ゆきちゃんとゆきちゃん…?呼び方紛らわしすぎるよ紘菜」
さっきゆきちゃんとゆきちゃんっていったよね?
そっか一応永嶺くんの下の名前ゆきだった。
「そうそう、2人呼ぶ時に便利!」
「使うときないでしょそれ」
「ふは、いいコンビだねーおもろい」
冷めた私のツッコミ(?)にくくっと一笑いする永嶺くん。
「まあ俺のことは由樹くんとでも呼べばいいんだけどー」
いきなり下の名前呼びを提案されて、流石に戸惑う。
世理のことしか下の名前で読んでないし…
「じゃあ、ゆいくん」
「は?なんで?」
結構がちで意味わからん、とぼやくゆいくんを横目に、理由を説明する。
「ゆきって呼ぶ気にはなれないし、なんかやだから由樹の由をとってゆいくん」
我ながらなかなかいい呼び名だと思うんだけど…?
「なるほどねぇー、へえおもしろいじゃん紗杷」
「…?」
なにがおもしろいのかわかんないけど、納得してもらったのでひとまずOKとしよう。
「うーわ紘菜タイミングわりーってば
口説いてないしお話してただけだわ」
「ゆきちゃんとゆきちゃん…?呼び方紛らわしすぎるよ紘菜」
さっきゆきちゃんとゆきちゃんっていったよね?
そっか一応永嶺くんの下の名前ゆきだった。
「そうそう、2人呼ぶ時に便利!」
「使うときないでしょそれ」
「ふは、いいコンビだねーおもろい」
冷めた私のツッコミ(?)にくくっと一笑いする永嶺くん。
「まあ俺のことは由樹くんとでも呼べばいいんだけどー」
いきなり下の名前呼びを提案されて、流石に戸惑う。
世理のことしか下の名前で読んでないし…
「じゃあ、ゆいくん」
「は?なんで?」
結構がちで意味わからん、とぼやくゆいくんを横目に、理由を説明する。
「ゆきって呼ぶ気にはなれないし、なんかやだから由樹の由をとってゆいくん」
我ながらなかなかいい呼び名だと思うんだけど…?
「なるほどねぇー、へえおもしろいじゃん紗杷」
「…?」
なにがおもしろいのかわかんないけど、納得してもらったのでひとまずOKとしよう。

