「紗杷が決めなよ」
ゆいくんが言う。
世理は何も言わない。
でも、手が離れない。
なんでそんな顔するの。
私、そんな大事な選択してる?
ふたりとも、今日はどうしちゃったんだ。
「……今日は世理」
口から出たのは、無意識。
理由なんてない。
ただ、いつも通り。
それだけ。
そう言ったら
一瞬、ゆいくんの手が離れた。
「そっか」
えー笑ってる。
なんなの。ますます不信感が募る。
でもほんの少しだけ、寂しそうだった。
…まあ、気のせいか。
女たらしって言われてるゆいくんだし。そういう日もあるよね。
ゆいくんが言う。
世理は何も言わない。
でも、手が離れない。
なんでそんな顔するの。
私、そんな大事な選択してる?
ふたりとも、今日はどうしちゃったんだ。
「……今日は世理」
口から出たのは、無意識。
理由なんてない。
ただ、いつも通り。
それだけ。
そう言ったら
一瞬、ゆいくんの手が離れた。
「そっか」
えー笑ってる。
なんなの。ますます不信感が募る。
でもほんの少しだけ、寂しそうだった。
…まあ、気のせいか。
女たらしって言われてるゆいくんだし。そういう日もあるよね。

