連絡を取るために早希のアカウントは相手にバレてしまうけれど、ほとんどSNSをつかていない早希は気にしていない様子だ。 それからすぐに相手にメールを送ることができた。 「返事が来ればいいけれど……」 早希は両手でスマホを握りしめて、祈るように呟いたのだった。