お願いだから、好きって言って。


 "あの投稿"って……なんだろう。
 私、SNSやってないから、佐藤くんの投稿とか見れない。何の話か全く分からない……。


「ねぇ、彼女作ることにしたなら、うちらにも可能性あるってことだよね?」


 と、1人の女子が篠塚くんに触れようとした瞬間……


「ちょっと! この人、あたしのだから触らないで!」


 ゆにちゃんは、その女子の手をパッと払いのけ、篠塚くんの腕にしがみつく。

「え、ちょ……ゆにちゃん? お、おお……」

 篠塚くんは動揺した様子でゆにちゃんを見つめる。
 え……篠塚くん。今、ゆにちゃんって呼んだ……?

「ちょ……! 今その呼び方で呼ばないでっ……!」
「なんでぇ?! 酷くね?! 痛っ!」

 顔を真っ赤にして篠塚くんの腕を思いっきり叩く。