不憫な妹が可哀想だからと婚約破棄されましたが、私のことは可哀想だと思われなかったのですか?

「まあ、また何か困ったことがあったら頼ってください。今回のようになれば話は別ですが、クラスメイトとして力をお貸ししますよ」
「そう言っていただけると、心強い限りです。マグナード様も、何かあったら相談してくださいね。私で力になれるのかはわかりませんが、できる限りのことはしたいと思います」
「それは僕にとっても心強いですね。以前も話した通り、僕は友人もいませんから、相談できる相手は貴重です」

 私の言葉に、マグナード様は笑顔を浮かべてくれた。
 彼は、本当に嬉しそうにしている。やはり高い身分であるため、友人は少ないのだろうか。
 それなら、これからも仲良くしていきたい所である。色々とあって、私も今は友達が少ない。信頼できる友人がいてくれるなんて、願ってもいないことだ。