ただ、今私が喜ぶ訳にはいかないので、成り行きを見守ることにする。二人の兄弟が、目を合わせて真剣に話し合っているのだ。邪魔をするつもりはない。
「そのイルリア嬢に、お前は見合っているのか? 俺はそれについて、疑問を抱いている」
「それは……」
「お前は冷静に見て、短絡的な部分がある。それをお前は、抑えることができるのか?」
「……」
ベルダー様が指摘したのは、マグナード様の負の面についてであった。
それについては、本人も自覚していたことである。痛い面を突かれたということだろうか。マグナード様は俯いている。
そんな彼を見て、私は自らの考えを一瞬で覆した。
「そのイルリア嬢に、お前は見合っているのか? 俺はそれについて、疑問を抱いている」
「それは……」
「お前は冷静に見て、短絡的な部分がある。それをお前は、抑えることができるのか?」
「……」
ベルダー様が指摘したのは、マグナード様の負の面についてであった。
それについては、本人も自覚していたことである。痛い面を突かれたということだろうか。マグナード様は俯いている。
そんな彼を見て、私は自らの考えを一瞬で覆した。



