「エムリー嬢に対するイルリア嬢の考えが、立派だと思ったのです。寛大というかなんというか、あなたのことを尊敬します」
「それは大げさではありませんか。大体、私が結論を出したのは昨日ですよ? エムリーが記憶を失ってから、かなり経っています」
マグナード様の称賛は、あまり受け入れられるものではなかった。
もしも私が立派な人間であるなら、エムリーが記憶を失った時に、今の結論に達しているはずである。もうかなり日数は立っている訳だし、結論を出すのがむしろ遅過ぎるくらいだ。
「結論を出す早さが立派さに繋がるという訳ではありませんよ。それにあなたは、結論を出すまでの間にエムリー嬢を無下に扱った訳ではない。丁重に扱い、大切にしてきた。あなたのその理性的で優しい所が、僕はすごいと思っているんです」
「そうなのでしょうか……?」
「ええ、そうです」
マグナード様は、私の質問にとても力強く頷いた。本当に、心からそう思っているということなのだろう。
それに対して、私は少し照れてしまう。マグナード様のような人に褒めてもらえるのは、やはり嬉しい。
「それは大げさではありませんか。大体、私が結論を出したのは昨日ですよ? エムリーが記憶を失ってから、かなり経っています」
マグナード様の称賛は、あまり受け入れられるものではなかった。
もしも私が立派な人間であるなら、エムリーが記憶を失った時に、今の結論に達しているはずである。もうかなり日数は立っている訳だし、結論を出すのがむしろ遅過ぎるくらいだ。
「結論を出す早さが立派さに繋がるという訳ではありませんよ。それにあなたは、結論を出すまでの間にエムリー嬢を無下に扱った訳ではない。丁重に扱い、大切にしてきた。あなたのその理性的で優しい所が、僕はすごいと思っているんです」
「そうなのでしょうか……?」
「ええ、そうです」
マグナード様は、私の質問にとても力強く頷いた。本当に、心からそう思っているということなのだろう。
それに対して、私は少し照れてしまう。マグナード様のような人に褒めてもらえるのは、やはり嬉しい。



