「不謹慎ではありますが、この状況はなんというか楽しいものでもあります」
「楽しいもの?」
朝、私はミレリア嬢とともに歩いていた。
向かっている先は、私の教室だ。ミレリア嬢は、朝丁寧にも私の部屋を訪ねて来て、一緒に登校しようと誘ってくれたのである。
「お友達と一緒に登校するなんて、随分と久し振りのことなんです。以前も話した通り、妹が流した噂のせいで、孤立していましたから。唯一の友人といえるマグナード様は、男性でしたし」
「お友達、ですか?」
ミレリア嬢は、私の言葉に驚いたような顔をしていた。
そこで私は、彼女に対して失礼なことを言ってしまったに気付いた。よく考えてみれば、伯爵令嬢である彼女に友人なんて言っていいはずがない。
マグナード様と友人関係になったことによって、私は少し無神経になっているようだ。それについては、気をつけなければならない。はっきりと差というものがあるのだから。
「楽しいもの?」
朝、私はミレリア嬢とともに歩いていた。
向かっている先は、私の教室だ。ミレリア嬢は、朝丁寧にも私の部屋を訪ねて来て、一緒に登校しようと誘ってくれたのである。
「お友達と一緒に登校するなんて、随分と久し振りのことなんです。以前も話した通り、妹が流した噂のせいで、孤立していましたから。唯一の友人といえるマグナード様は、男性でしたし」
「お友達、ですか?」
ミレリア嬢は、私の言葉に驚いたような顔をしていた。
そこで私は、彼女に対して失礼なことを言ってしまったに気付いた。よく考えてみれば、伯爵令嬢である彼女に友人なんて言っていいはずがない。
マグナード様と友人関係になったことによって、私は少し無神経になっているようだ。それについては、気をつけなければならない。はっきりと差というものがあるのだから。



