俺にしとけよ


そんなやりとりがあたしの真上で交わされるけど


さっきよりも視線が強くなってる気がするんだけど……


神崎くんも増えた事によって、イケメンオーラが2倍になったのか、カフェ内の女子からの痛い視線は増している


「想、よかったね」   


なぜかあたしを見ながらそう言った神崎くんは、すこしだけ笑う


ドキッ、


その笑顔はあたしに向けられたわけじゃないはずなのに、心臓が跳ね上がる



「なにが?」    



「だって…、それ」



そう言って神崎くんがどこかを指さした