俺にしとけよ


「だから雄太も誘ってやったんだ」


「へ、へぇ…。神崎くんがいいなって…」


もしかして神崎くん、あたしの事少し気になってたり…、


夢にさえでてこないそんな幸せな事が、ありえたり……?


「いい、って言われたんだけど、15時からならお前も入れてやるよって言っといた」


えっへん、と何故か偉そうにしている桜庭


「え、ちょっと待って。いいって、それ神崎くん来ないって意味だよね」


「いや、アイツは毎週日曜駅前のカフェにいるんだ」



「ス、ストップ!それ約束って言わなくない?!」



だから俺らがそこに行くんだよ、と付け加えた桜庭に不安になって思わず突っ込む