『美味しかったら教えてね〜』 「うん、わかった。じゃまた明日ね」 みいなとの電話を切ると顔を洗って出かける準備をする事にした 「いるわけ、ないよね…」 そう呟きながら部屋に戻ったあたしは、クローゼットから適当なジーンズにラフなTシャツを出す ていうか、もしかしていたとしても桜庭だしどう思われても問題ないでしょ 隣にかかった買ったばかりのワンピースをチラッと見ながら、そんなことを思う。 「お母さん、出かけてくるね」 リビングにそう声をかけると、あたしは玄関を出た