俺にしとけよ



「まぁ、ね?」


含みのある言い方をしたあたしは、ほら、と言いながら桜庭の方を指さす


だってアイツ寝ちゃってるし、あの感じだとひとつも問題解けなかったんじゃない?


半分の点数さえ取れたら、この勝負余裕であたしの勝ちでしょ   


桜庭をちらっと見たみいなはなるほど、と納得したようで


「さ、お昼だよ。購買いこ」


明るい声でそう言ったあたしに、ニコッと笑うと財布をもって立ち上がる








「想、どうだったの」



「簡単すぎて速攻終わったよ」


そんなやりとりが教室であったなんてつゆ知らず……。