俺にしとけよ


そんな声であたしもハッと現実に呼び戻される


「凛音、できた?」


テストが終わってホッとしたようなみいなが声をかけてくる


「でき…た、んだけど、どうしよう途中から何も書いてない」


また神崎くんの事考えすぎてテストを後回しにしてしまった……


「え?大丈夫なのそれ…、でもまあ途中から問題のレベル高かったし、ちゃんとやってても微妙だったかも」


あたしの学力レベルを知っているみいながそう言うってことは、本気でやっててもどうせわかんなかったんだ



「なんか余裕そうだね?」


みいなの思っていた態度ではなかったのか、そう言って顔を覗き込まれる