俺にしとけよ

 
「ははっ、楽しそうでいいね」


一連のやり取りをみていた神崎くんが肩を揺らして笑う


「…う、うん、えっと…突然きちゃってごめんね」


さっきからドキドキうるさい心臓は、神崎くんへの恋心なのか


未だ離されない桜庭の右手への怒りなのか


「コーヒー、飲む?」


なんて、神崎くんが聞いてくるからやっぱり今日は来てよかった。


「おう」


そう言う桜庭の声にかぶせるように、飲む!と大きく頷く