恋愛(ピュア)
完
櫻葉きぃ/著

- 作品番号
- 1723147
- 最終更新
- 2024/05/23
- 総文字数
- 7,199
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 4,894
- いいね数
- 8
結婚式前日。
岩崎 理名(いわさき りな)は、と亡くなった両親の墓前にて手を合わせていた。
「絶対来てよね。
写真、会場に持っていくから」
桜の季節に亡くなった母親。
それは、私が中学生のとき。
またもや、2年前の桜が咲き始めた頃に、今度は父親が亡くなった。
両親が来てくれた合図は、桜吹雪。
幸せになるから、ずっと見守っていてね。
※『ビターチョコ』のスピンオフです。
本編を読んでいなくても楽しめますが、読んでいたほうがより楽しめます。
岩崎 理名(いわさき りな)は、と亡くなった両親の墓前にて手を合わせていた。
「絶対来てよね。
写真、会場に持っていくから」
桜の季節に亡くなった母親。
それは、私が中学生のとき。
またもや、2年前の桜が咲き始めた頃に、今度は父親が亡くなった。
両親が来てくれた合図は、桜吹雪。
幸せになるから、ずっと見守っていてね。
※『ビターチョコ』のスピンオフです。
本編を読んでいなくても楽しめますが、読んでいたほうがより楽しめます。
目次
この作品の感想ノート
お疲れ様です!
僭越ながら感想を残させて頂きます。
両親との別れを経て、どこまでも温かく、どこまでも愛を注いでくれたその背中は、理名にとって、生き方となり、二人のように立派な親になっていくのだろうと感じました。
そんな辛い過去も、支えてくれるパートナー、友人、上司、その中で育まれた思いやりは、いつか、両親の愛と共に、子に受け継がれていくのだろうなと、しんみりと感慨深くさせられました。
万物の命にいつか訪れる死から始まり、
愛を受けて生まれてくる命へとつながる、そんな正反対の位置づけの2つを、桜の命の巡りのように、儚くも美しく描かれていて、春の訪れと同時に、過ぎゆく春の侘しさも感じて、とても素敵な物語でした!🌸
とても素敵な時間をありがとうございました!
これからも、自分のペースでの活動、応援しております🍅
芽雨りこさん
2024/04/30 21:42
なんて綺麗な作品なんだろうって思いました。
悲しい両親の出来事と、結婚という素晴らしさが混ざっていて、美しいなっていう感想です。
キュンキュンする恥じらいを書けるのは、素晴らしい作者様だと思います。
卯月ゆうさん
2024/04/24 22:04
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